最近ふと感じていることですが、Youtube等の動画コンテンツが普及して、
日ごろのインプットの大半が文字以外になってきているなぁ、と感じます。
オーディオブックやPodcastなど、それはそれで便利なのですが
それに反比例するように最近になって視覚的にインプットすることに疲れてきたように気がします。
そのことについての良し悪しはまた別の問題として、私の発信内容もできるだけインプットしやすいように工夫できるようしたいなぁ、と。。。ただの独り言でした
さて、今日のタイトルについてですが、我々個人投資家のマーケットに関わる影響度に少しずつ変化が見られているというものです。
機関投資家と個人投資家
普段からマーケットを見ない方はあまり気にされないかと思いますが、マーケットにはざっくりと2種類の投資家が存在します。1つは主に銀行や信託、ファンド等の「機関投資家」と呼ばれる人たち。そしてもう一つは我々のような「個人投資家」です。
おおよそ想像はつくかと思いますが、マーケットに大きく関わりを持つのは前者の機関投資家です。機関投資家はそもそも扱う資金のボリュームが大きく、一般的に大口の取引を個人投資家よりも高い頻度で行うため株式等の価格やマーケットそのものに影響を及ぼします。
例えば最近流行っている積立投信等もこの機関投資家の取引に含まれます。
個人投資家はというと、その名の通り個人で株式等の売買を行うマーケット参加者を指します。
機関投資家に比べ、扱う資金サイズも小さいのでマーケットに及ぼす影響力も限られています。
ただ、このスタンダードが昨年のパンデミック以降変わり始めています。
個人投資家の手に
これまで個人投資家の動きというものはマーケットにそれほど影響を及ぼすことはありませんでしたが、少しずつですが確実に個人のマーケット参加者が増えているのです。
主には以下のような理由が挙げられます
・手数料無料等のよりユーザフレンドリーな取引プラットフォームの普及
・スマホやタブレットの普及により場所/時間の制限が無くなった
・コロナの影響による余剰時間と余剰資金
今では、アメリカ市場取引の10%を個人投資家が占めるとも言われています。私はより多くの投資家がマーケットに参加できることはポジティブな材料だと思っています。ただ、投資家として同時に考えなければいけないのが、マーケット参加者の属性が変わることによって、マーケット自体の属性も変わってきているかもしれない、ということです。
Closing
今日の内容は、去年末あたりから私が感じていたマーケットに関する概念的なお話でした。これはあくまで私の考えですが、少しずつだが確実にマーケットの属性は変わり始めていると思います。今年2021年初めにあったGamestopを始めとするmeme stockもその影響かもしれません。
それではまた、次の機会に
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